新しいED治療薬、ステンドラの働きとメリット

ステンドラは、有効成分をアバナフィルとする、世界で4番目に発売されたED治療薬です。
2012年にアメリカ食品医薬品局FDAに承認されました。
カリフォルニア州に本社を構えるヴィーヴァス社から製造販売されていますが、元々開発したのは日本の企業である田辺三菱製薬です。
2001年にヴィーヴァス社に対して、開発、販売権を譲渡しました。
有効成分の含有量をそれぞれ50㎎、100㎎、200㎎とする3種類が販売されていますが、日本では現在のところ、どれも未認可となっていますので、個人輸入を利用しなければ入手することはできません。
作用機序は、平滑筋細胞を緩めて陰茎に血液を送り込みやすくすると同時に、海綿体にある勃起を妨げる酵素の働きを阻害するというもので、従来のED治療薬と同じPDE-5阻害薬と呼ばれます。
全く勃起できない場合はもちろん、充分な硬さを得られない場合や、途中で中折れしてしまうなどの症状にも有効な薬です。
媚薬ではないので、性的な刺激を受けなければ勃起することはありません。
性欲や精子の量が増すことも、快感を増幅させる作用もないので、注意して下さい。
ステンドラの特徴は、これまでの勃起不全治療薬の利点を兼ね備えているというところです。
まず、服用後15分で効果があるとされ、非常に即効性が高いことが確認されています。
持続時間は5時間程度とされていますので、勃起不全治療薬としては平均的なレベルだと言えるでしょう。
また、比較的食事の影響を受けにくい点も、メリットのひとつです。
服用のタイミングを計る必要がなく、利便性が高いと言えます。
ただし、空腹時の服用の方が効果は高いようです。
特に、脂肪分が多い食事は消化が悪いため、せっかくの効果を半減させてしまいますので、食後に服用する場合は、なるべく軽めの物を食べるようにしましょう。
アルコールを摂取した後でも服用は可能ですが、大量のアルコールは勃起を妨げます。
適度にリラックスできる程度であれば構いません。
また、副作用が少なく、軽いことも特徴のひとつです。
従来の勃起不全治療薬と同じように、頭痛や鼻づまり、顔のほてり、めまいなどが起こる可能性もありますが、これらが起こる確率は低いと言われています。
ただし、こちらも個人差がありますので、強い副作用が現れた場合は、医師への相談が必要です。
更に、心臓や血圧に問題がある方や、薬剤アレルギーを持っている方、肝臓や腎臓に疾患がある方などは使用禁忌となる可能性があります。
医師の判断を仰いだ上で使用するようにして下さい。

ステンドラのジェネリック医薬品は、アバナが最も有名です。